囲碁と恋愛は非常に似ている、と思います。
というか、恋愛だと思って打つと、とっても面白いのです。

まず
「4つのところから息をしているので、そこが詰まると死にます。」
というルールを、

「まず声をかけて。手をつないで、心もつないで、身体もつながって
全部つながったら『落ちた』ってことです。」
と、勝手に恋愛ぽく脳内変換してみます。

すると、相手の最初の手がナンパにしか見えなくなってきます。(笑)

そこで
「ふん、勝手に言ってれば」と無視して他の好きな人(石)に
自分から声を掛けに行くか、
「どういうつもりなのかしら?少し相手してみようかな」と応対するか、
その辺りが結構、打つ人の性格が出るところなんですね。

とはいえ、対局が進んでいくと、自分としては
知らんぷりをしていたつもりが

「知らない間に、こんなにも私の中で大きな存在になっていたなんて・・・」

と、「ツンデレの片思い」みたいになってしまう場合もありますし
また逆に

「好きだったから優しくしてたら、大切なものをごっそり奪われてしまったわ・・・」

なんて「尽くして~捨てられて~演歌な恋」な対局もあったりします。

でもそんなふうに、習ったばかりとはいえ
負けてばかりでは面白くない。
どうしたものかしら、としばらく思案したときに
ある棋士の言葉を思いだし、
その通りにすると、初めて勝つことが出来ました。

その言葉とは
「奪おう、勝とうとせず、相手に与えることも考えること」

思えば、うまくいかないときは
自分のことだけしか考えていなかったかもしれません。
相手に与える、という視点を取り入れることで
全体の流れがつかめ、
逆に自分をしっかり守れるという
不思議な展開を体験しました。

その事を話すと
「囲碁巧者には恋愛巧者が多いらしいですよ。」
とのこと。
なるほど納得です(笑)

恋愛は色んな人と同時に、や練習は無理ですが
囲碁なら毎日でも、色んな人とお手合わせすることも
可能なので
囲碁を通じて恋愛上手を目指すのも良いかもしれませんね。

大好きな人と世界一幸せな恋愛をする!/北川 涼子

北川 涼子 profile
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officeグラマライズ主宰、魅力調律師。
その人自身の魅力が開花することで、恋愛結婚
のみならず人生そのものがうまくいくという方針のもと、個人セッションや講座を行う。
卒業生からの結婚・喜び報告は4割を超える。
初著書「大好きな人と世界一幸せな恋愛をする!」は一万部を超え、台湾での出版も決定!
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