最近、MacへのKataGo導入がHomebrewを使って簡単にできるようになってます。
0.ターミナルの起動
1.Homebrewのインストール
2.ターミナルで "brew install katago"を打つ
3.設定ファイルとネットワークファイルの場所を調べる
以上。では順番にみていきましょう。
ターミナルの起動
ターミナルは LaunchPad の その他 の中に入ってます。

これがターミナルです。 コマンドを打ち込んで ENTER して操作します。

Homebrewのインストール
Homebrew は Mac にいろいろなツールなどをインストールするのに使うツールです。
ターミナルで brew install ○○ というふうに使います。
このスクリプトをターミナルに貼り付け実行して下さい。
とありますので、その通りに(コピペしてReturn)して、あとは画面の指示にしたがって Return キーを押したり、パスワード (Mac のログインに使ってるやつです)を入力してください。

ターミナルで "brew install katago"を打つ
やってみましょう。
終了したら "katago version" で確認します。

設定ファイルとネットワークファイルの場所を調べる
"brew list --verbose katago" と打つことで設定ファイルとネットワークファイルがどのディレクトリにどんな名前でインストールされているかがわかります
例えば設定ファイルは
/usr/local/Cellar/katago/1.8.0/share/katago/configs/gtp_example.cfg
ネットワークファイルは
/usr/local/Cellar/katago/1.8.0/share/katago/g170-b30c320x2-s4824661760-d1229536699.bin.gz
/usr/local/Cellar/katago/1.8.0/share/katago/g170-b40c256x2-s5095420928-d1229425124.bin.gz
/usr/local/Cellar/katago/1.8.0/share/katago/g170e-b20c256x2-s5303129600-d1228401921.bin.gz
など。
下記のように打ち込んで動作を確認してみます。
katago gtp -config /usr/local/Cellar/katago/1.8.0/share/katago/configs/gtp_example.cfg -model /usr/local/Cellar/katago/1.8.0/share/katago/g170e-b20c256x2-s5303129600-d1228401921.bin.gz
ずらずら出たあと、最終的に GTP ready が出てくればOKです。
終了するには "quit" と打ち込むか、"conrol" キーと "C" を同時押しします。

設定ファイルとネットワークファイル、このように長ったらしいのがいやだったらどこかのディレクトリにコピーするなり、さらにそこでリネームするなりご自由に。
Lizzie のエンジン設定では katagoのところは /usr/local/bin/katago とフルパスで記述してくださいね。
/usr/local/bin/katago gtp -config /usr/local/Cellar/katago/1.8.0/share/katago/configs/gtp_example.cfg -model /usr/local/Cellar/katago/1.8.0/share/katago/g170e-b20c256x2-s5303129600-d1228401921.bin.gz