Lizzie 0.7から KataGo という囲碁AI との組み合わせで、勝率表示だけでなく、どっちが何目勝ちそうかという目数表示ができるようになりました。

勝率90%といっても差は2目半ぐらい・・・などということがよくわかって便利です。

上の図で着手候補の丸の中の数字、いちばん上が勝率、2ばんめが探索回数、3ばんめが目数予想です。

Windowsだとカンタンに導入できるのですが、Mac の場合はそうもいかないので自力でやるよりありません。

2019.11.15 追記:↓これらの詳細手順を記事にしました


1.Mac に cmake を導入する (ググってください)

2.ターミナル上でソースを入手してビルド。

git clone https://github.com/lightvector/KataGo.git

cd KataGo/cpp

cmake . -DBUILD_MCTS=1 -DUSE_BACKEND=OPENCL

Make

3.Lizzieのconfig.txtの設定はokaoさんのサイトのKataGoの使用方法【Lizzieへ導入】をご参考にどうぞ。なお、その記事にあるように gtp_example.cfg を編集すると私がダウンロードしたg104-b20c256-s447913472-d241840887 では KataGo の実行のときにその条件では対応してないと怒られました。

また、KataGo は最初の実行時にいろいろな設定をチューニングするのにすごく時間かかります。

↑Lizzie 0.7 として正式公開されました。Lizzie のページから Lizzie.0.7.Mac-Linux.zip をダウンロードして解凍して lizzie.jar を入手してください。

以上です。Macユーザーには囲碁AI活用は難易度高めのようです。