新いずみ囲碁ジャパン神田 社長日記

新いずみ囲碁ジャパン神田の内久根さんが社長日記に私のことを取り上げてくださっています。
個別記事のURLがないようなので2記事、全文引用させていただきます。

このようなことで新いずみ囲碁ジャパン神田で3月11日を第1回として始まるあすなろリーグ戦(級位者1名をふくむ3人チームの団体戦。月に2回開催。対局者の合意で13路に変更可)について、次の記事で紹介させていただきます。

2018/02/02(Fri)  (29)「実業団大会」の失敗

かって私は囲碁界の興隆は現役層の拡大なくしてはできないと考え、大々的に大型の「実業団大会」を企画したことがある。まあ20年以上前のことであるが。当時私は場所と機会さえ作れば、どんどん囲碁人口は増えると単純に考えていた。そこで進めたのが一つは「碁会所の日本列島縦断」でありもう一つの柱は「実業団」大会の全国展開であった。前者の失敗は機会をみて語るとして、現在の問題は「実業団」だ。
当時私は業界紙に「実業団大会」の全国展開の烽火をぶち挙げた。意気軒昂であった。ところが意外にこれがまったく不評であった。まあ言ってみれば市場実態の調査理解が不十分であったのだ。
「選手がいない、集まらない」というのだ。そこでやむを得ず妥協しOB等を加え「社会人大会」に衣替えをした。そうしたら一気に人が集まりあっという間に大きな大会に成長してしまった。外形から見れば大成功なのだが、一方「現役に囲碁を」という理念からは離れる一方だったのだ。言葉は悪いが「鬼っ子」が成長してしまったというわけだ。囲碁界の高齢化はここまで進んでいたのだ。そこへくさびを打ち込んだのが全碁協の政光氏だった。(続)

2018/02/08(Thu)  (30)小さく生んで大きく育てる

政光順二氏が13路盤をひっさげて登場してきたのは、そんな中でのことだった。当初は氏はほとんど独力で始めたのだ。私自身はそれに協力すべきと思ったが会員からは反発が強く、全然進まない。何をいまさらというわけだ。私は対象を間違っていた。ところが氏が立ち上げた13路盤大会(大会といっても当初は4~50名程度であったが)を見てびっくりした。全員が現役なのだ。思えば現役は集まらないからあきらめ旧人(失礼!)中心の大会に逃げていたのだ。私は大いに反省し、企業訪問に氏と同行したり会場を提供したりしてきたが、氏の、情熱には到底及ばない。そこで更なる支援(支援という言い方は間違いだが)策を考えた。この胎動をもっと大きくする手はないか。確かに現在は小さなグループかもしれないが、それを大きく育てる手はないか。大会といえば200名レベルという考えに毒されていたかもしれない。小さくとも構わないではないか。小さく生んで大きく育てる。これを進めていくと日本囲碁界に新しい風が。